健康に、そして快適に旅するための予防接種情報・高山病対策を、実際の経験をもとにご紹介！利用した薬や医療機関情報等役立つ情報をお伝えできればと思います！
　なお、たく＆ぶーはご存知の通り、医療に対して素人ですので、あくまで参考程度にとどめていただけると幸いです。

　高所で気圧低下による酸素の欠乏でおこる。通常2000m以上の高所でみられる。
(1)急性高山病
急に高所に登ったときに発病する。 ・症状：脱力感、思考力低下、不眠、興奮、吐き気などの山酔いの症状から肺の気道に水が漏出する肺水腫が出現し、チアノーゼや呼吸困難、さらには幻覚や意識障害もみられる。
・治療：安静と保温、酸素吸入、薬物投与を行う。症状が改善しないときは、なるべく早く低地に戻る。予防としては、ゆっくり登山することがあげられる。

(2)慢性高山病
　長い間、高地に居住するこで発病する。
・症状：慢性の肺高血圧症、右心肥大、赤血球増加症がみられ、ときにチアノーゼ、呼吸困難などがみられる。

たく＆ぶーの予防方法
・医療機関：インフォメディシス
・予防薬：高山病の予防及び治療に効く薬は3種類あるそうですが、その中で一番使いやすい薬はAcetazolamideアセタゾラミド(商品名 Diamoxダイアモックス)らしいです。
この薬を高地に上がる前に飲んでおけば（約7割程度の確率で）山酔いを防止することができる。
・費用：2,100円（4日分12錠　※1回×1錠を朝昼晩で計3錠/日）

　基本的に、3日程度で適応するらしいので、高地に入る前日から服用をはじめると、飲み続けても4日分で良いそうです。逆に3日で適応できない場合は、いくら服用しても効果なしで、そういう体質ということらしい。その場合はひたすら酸素を吸うのみ？
　※ちなみに、以前、ネットで検索した○△病院だと、肝機能検査もしなきゃいけなくて、全部含めると10,000円以上ですとかって言われました･･･。確かにその方が万全なのかもしれないけど、まじひくし･･･。

　マラリア原虫と呼ばれる寄生虫の感染症。マラリアには、熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、卵形マラリア、四日熱マラリアの4種類があり、原因となる原虫はそれぞれで異なる。
・感染源：マラリア患者を吸血したハマダラカに刺されることで感染する。
・症状：発熱、貧血。特に、熱帯熱マラリアは短期間のうちに重症化（脳症、肺水腫（ARDS）、急性腎不全、出血傾向、低血糖、重度貧血、肝障害などの合併症）し、死亡にいたる場合がある。

たく＆ぶーの予防方法
・医療機関：特になし。ただし、インフォメディシスの先生にいろいろ教えてもらいました。

・治療薬（？）：「内服薬よりも、まず刺されない努力をしなさい」ということで、アメリカで主に軍隊向けに開発されたらしい、「ultrathon」を個人輸入しました。DEETとかっていう成分が20%以上含まれていると効果が高いらしい。ちなみに、購入したultrathonには34.34%含まれてます！
・費用：9.5US$（2oz)＋輸送料19US$
※購入先：REI.com

　黄熱病は黄熱ウイルスの感染で起こる。
・感染源：南米、アフリカのネッタイシマカに刺されて感染する。
・症状：1週間以内の潜伏期間である。
　高熱、嘔吐 、頭痛 、熱 、黄疸、黒色吐血。重症の場合、無尿、心不全合併で死亡する。
・治療：黄熱病ワクチンで予防する。

たく＆ぶーの予防方法
・医療機関：東京検疫所
・予防接種：ワクチンは１回接種で10年間有効。ちなみにイエローカード（接種済証明書）は接種後10日目から有効らしいです。
・費用：8,530円（イエローカード込み）　※接種のみは7,700円

　A型肝炎ウイルス(HAV)感染による肝臓の病気。HAVは便中に排泄され、飲食物などを経由して経口感染する。
・感染源：経口感染(口からの感染)で、A型肝炎ウイルス(HAV)に汚染された飲食物を摂取することで感染する。日本では、魚介類の生食、特に牡蠣による感染が多い。
・症状：2〜6週間(平均1ヶ月)の潜伏期間である。
　発熱、全身倦怠、吐気、嘔吐、黄疸などの症状が1〜2週間持続する。一般的に2〜3ヶ月で自然治癒し、慢性化することはない。稀に劇症化し、死亡する場合がある。
・治療：治療薬はなく、基本的には安静あるのみ。

たく＆ぶーの予防方法
・医療機関：東京検疫所
・予防接種：ワクチンは2〜4週間隔で2回接種。6ヶ月以上滞在するのであれば6ヶ月目にもう1回接種すれば約5年間効果が持続する。接種方法：3回接種。ちなみにたく&ぶーは2回接種を受けました。フジテレビの佐々木恭子アナと一緒に･･･。
・費用：8,000円×2回