祭りのあと
2005年5月6日、帰国日を明日に控えた僕らは、旅のフィナーレとして
「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」
を選んだのでした。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。
一人50$くらいはするんで、旅の終盤ともなると財布の中身のあまりの寂しさから、一時、購入に尻込みしそうになったけども、やっぱり、せっかくLAに来たんだから映画の都を満喫しないとね♪
それにしても、この旅では、最終目的地のここロサンゼルス以外の街で二泊したことってなかったんで、まる一日バックパックを背負わなくてもよい今日のような日がたまらなくうれしくなっちゃうわけで(????????)(u??u??)ウンウン
というわけで(←どういうわけ?)、たく&ぶーの朝の一コマをどうぞ。
(。・`Д・´)「(たく)ぶー、そろそろ起きろー!!!置いてくぞぉ!」
( ;´Д`)「(ぶー)まだ眠いー」
(。・`Д・´)「(たく)ユニバーサル・スタジオ行かないのか?」
( ;´Д`)「(ぶー)行くよー」
なんていうやり取りを繰り返しつつ、ようやくおもむろに準備をはじめるぶー。
その時!
?(゜д゜υ)「(たく)ぶー、その服どうしたの???」
気づけば、突如ワンピースに着替えているぶー。
(*´∀`*) 「(ぶー)ユニバーサル・スタジオは綺麗な服でまわりたいから、持ってきたんでしょ」
ガ━━━━━━?(゚д゚lll)━━━━━━ン
え!?そんな理由???
あれほど荷物最小限にしろってきつく言ってたのに、それを跳ね返すくらいの重要事項なのね、ぶーにとってのユニバーサル・スタジオでの服装は・・・
しかも最終日まで僕に気づかれもせずに隠し持ってただなんて・・・
やるじゃないの、ぶーさん・・・
そんなこんなで、ユニバーサル・スタジオへしゅっぱーつっ(≧▽≦)ノ
※ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドって長すぎるんで、以下USHとさせていただきます。日本のやつがUSJなんだから、きっとこれが正式略称だろう・・・
↑バック・トゥザ・フューチャーのデロリアン。USHって言ったら、映画のセットがそのままテーマパークになったんだから、これって本物なんですよね、きっと(@・Д・@)??
ちなみに、このデロリアンの後ろでは 「バック・トゥザ・フューチャー・ザ・ライド」とかっていう映像とライドを組み合わせた体感シミュレーション型アクションが楽しめます(≧▽≦)ノ
↑さすがは映画のセット。突然、大量の水が流れ込んできて大洪水となる瞬間をタイミングよく再現してくれます♪これは正直びっくりっていうかすごいと思った。ただ、水を再利用してるかだけが気になるところですね(´〜`)
アメリカだけに垂れ流しか???
そうそう、ちなみに、上の写真のようなセット(?)を見るには、「スタジオ・ツアー」っていうやつに参加する必要があるんですけども、途中で目にする、その辺の町並みみたいなのをよーく見ててくださいね(まぁ、よーく見てなくても、ガイドがなんかいうだろうけども・・・)、バック・トゥザ・フューチャーでおなじみの時計台を見ることもできますよ〜♪
↑みんながよってたかって並んで撮るジョーズ・・・
正直、まわりの年齢層をみてる限りだと、映画ジョーズ自体を見たことある人って少なそうだけど(もちろん、ぶー自体も)・・・
(写真左) スタジオ・ツアーでの一コマ。なんて言ってたかなぁ?これから撮るだか、撮っただか、トムクルーズがでるだか、スピルバーグが撮っただか、もう忘れちまいましたが、それのセットらしい。こうやって、晴天の下で見るといかにも作り物っぽいんだけど、それ相応の撮り方をしてスクリーンで見ると、きっと本物っぽく見えるんでしょうねぇ、不思議( ̄へ ̄|||) ウーム
あ、あと、ちょっと思うのは、USJって行ったことないんですけど、USJもおんなじ感じなのかなぁ?映画の撮影とかやらないのに、こういうセットを作りこんだら、全然採算とれなそうだよなぁ(って別に僕が心配する必要ないけど)ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…
(写真右) 思いのほかよかったのがこれ。アニマル・プラネット・ライブ♪23種類もの動物がステージに登場するんですけども、ほんとに笑いをわかってるんじゃないか?ってくらい、動物たちの演技力にはただただ脱帽させられちゃいました( ̄□ ̄;)!!
↑日本でもおなじみの一コマ。ケビン・コスナー主演の「ウォーター・ワールド」のスタント・ショーです。なんか、このシーンをCMかなんかで見すぎてたせいか、シャッターチャンスを逃すまいと、ずーっとカメラを覗き込んでたんで、肝心のスタント・ショーの記憶はほとんどありません・・・(汗)
ただ、今更ながらに初めて連写機能を使ってみたおかげで、それらしい写真がとれましたね、本末転倒だけども(;¬∀¬)ハハハ…
↑ジュラシック・パーク・ライド。+.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.+。
運良く、一番先頭で乗れたのはいいけど、滝壺とかに突っ込むようなライドは、やっぱ前から2列目くらいがいいかも、もういい歳だし(笑)
やっぱ、先頭は、ずぶ濡れになること自体が楽しくて仕方ないような年頃のお子様に譲ってあげたほうがいいですよね、大人として。まぁ、本音はただ濡れたくないからだけども(笑)
というわけで、超駆け足の貧乏旅行を終え、最後にUSHをはじめ、とにかくテーマパーク&絶叫ライド好きなぶーが満足して旅のフィナーレを迎えるっていう、今回の旅のプラン、我ながらさすがですな。ぶーちゃん、感謝しなさいよヽ(o・ω・o)ノ ランラン♪
そして、夜。
ここまで体力勝負の旅を続けた自分たちへのご褒美として、今晩くらいはパーっとおいしいもの食べちゃおうっ!!!
っていうわけで、ホテル内に併設されているちょっぴりリッチな和食レストランで最後の晩餐(。?????。)
まぁ、明日日本に帰るのに和食ってどうよ、って気もしなくもないけども、久しぶりにお刺身に生牡蠣にと生ものを食べたくなるわけですよ。日本に帰ったからって生牡蠣とか食べれるようなお財布事情でもないし(涙)
で、お味はというと、今アメリカに住んでるから、より一層びびるけど、普通に、
うまいっ!!!
この当時は、アメリカくらいだったら、おいしい和食レストランなんてごろごろあるだろう、って思ってたけど、実際には日本人の舌をうならすほどの和食なんて皆無っ!特にシリコンバレーなんかだと、日本人はみんな半ばあきらめてるから、ちょっと普通の和食があったら、おいしいおいしいって言ってしまう始末。だって、アメリカ旅行記のどっかにも書いたけど、ラーメン屋で出てきたラーメンがマルちゃんのインスタントラーメンに具をのせただけって時ありましたからね(汗)
だから、なおさら、運良く最後の晩餐にこのレストランを選べたことを、どなたかに感謝しなきゃダメですね♪だって、最後の夜の食事がまずいと旅全体が悲しい思い出となりそうですもん★*゜*(感´∀`激)*゜*★
けどっ!
たまたま近くにいた外国人カップルはほとんど食わずに出て行ってました。この味がわからんとは味覚がどうにかしてるよ!だから、緑茶に平気でハチミツとか入れて売り出しちゃうんだよ、まったくヾ(。`Д´。)ノ彡☆ブーブーッ!!
というわけで、お会計の金額に多少びっくりさせられつつも(汗)、アメリカ最後の夜は幸せな気分と共に更けていったのでした・・・
翌、2005年5月7日、晴れ(てたはず)。
いよいよ今日は日本へ帰る日。僕の予想を大きく裏切り、初バックパックを背負ったこの旅を、なんなくこなして楽しんでくれたぶー。よかったよかった(*´∀`*)
次回以降の旅の選択肢がぐーんと広がりますね♪
でもっ!
旅が終わる・・・
って、いきなりのシリアスモードで急展開過ぎるけども、そう、この空港行きシャトルバスに乗り込めば、僕たちは機械的に日本に運ばれていきます。・゚・(*ノД`*)・゚・。 シクシク
そして、明日から何もなかったように満員電車で通勤して、夜遅くまでギチギチに働く毎日が始まる・・・
寝る間を惜しみ、時間と宿泊費を節約すべく、グレイハウンドやアムトラックで旅してきたこの10日間。10日間っていう日数以上にあっという間の出来事で、けど、はじめてこのアメリカ大陸に降り立った日がずーっと昔のように思える不思議な気分。
なんかそんなに急いで旅したらもったいないじゃん?って言われることもあるけど、僕自体、ゆっくりのんびり旅するのはそんなに好きじゃない。人には「貧乏性だから全部見なきゃ気がすまない」って言ってたけど、実はそうじゃない。この旅行記を書いててはじめて気づいた。たぶん、それは、本当は世界遺産や大自然や異国の街並みや人々に触れるのが好きなのではなく、
祭りのあと
が好きだからなんだ、と思う。お祭り騒ぎのようにぐんとテンションが上がって、あっというまに過ぎてく毎日。そして、お祭りのフィナーレと共に突然湧き上がる、妙に悲しいあの感覚。
僕はあの感覚が大好きなんだ。
だからこれからの僕らの旅も変わらず慌しい旅になると思う。
おしまい♪
●9〜11日目終了時点宿泊先別宿泊数
ホテル泊: 5泊
グレイハウンド(長距離バス)泊: 3泊
アムトラック(長距離列車)泊: 1泊
機内泊: 1泊
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